「どうにかするぞ」の強い気持ちとバイク助けてとマニュアル化したい

色々と問題がある。バイクだったり、動画編集だったり、仕事だったり、漠然とした不安だったりと、様々な問題があるので、ここらで整理しておきたい。整理すれば多少は楽になるかもしれないからだ。

バイク

バイクの住所変更をしておらず、その上で車検の期限が迫っている。これへの対処が非常に面倒くさい。面倒くさいが、ここでバイクを手放してしまっても良いものだろうかという葛藤もある。

実際のところ、一人暮らしから実家暮らしに戻って生きるための力というか、気合みたいなものが減衰している。都内に住んでいた頃や、引っ越しを頻繁にしていた頃は生活に緊張感があった。それらが失われている。

失われたことで得られるものもある。まぁ体重とか尿酸値とかでしかないんだけども。緊張感を失うとどうなるかといえば、バイクに乗るのが億劫になる。

最近読んでいる小説の主人公もバイク事故で足を失ったという設定になっている。そうした危険への対処、向き合う力が減衰しているなと感じる。

動画がちょっと伸びてビビっていたが、これも一人暮らしをしていた頃ならばそんなことはなかっただろう。もう少し攻撃的な気持ちでいられたかもしれない。良くも悪くも保守的になっている。

だからバイクを売っぱらうということはある意味では、そういった保守性を固辞することを意味している気がしている。人なんて楽をしていた方が良いんだけども、運動の後の気分が爽快なように、楽をしていてばかりだと得られないものもあることは確かだ。

そんな感じで、面倒臭さはとてもあるが「面倒くさいな~」って気持ちをどうにか潰せないか考えている。人はすぐにダラけるし、意識が曖昧になる。これは一体どうしてなんだろう。

自分を追い詰めすぎてもキツくなってくるし、甘やかしすぎてもそれはそれで何故かしんどい。なんというか、丁度良さみたいなものは無いのかもしれない。生きづらいね。

今はとりあえず住所変更をして、とにかく車検もやるという方向でやってみたい。そういった事務処理能力みたいなものは、多少は必要な気がしている。それを放棄すると何もできなくなりそうではある。

脚本を書いた

次の動画の脚本を書いた。これは近所のファミレスで完成させた。どうしても思いつかない部分があったんだけども、集中して取り組んだらどうにかなった。やっぱり「どうにかするぞ」という強い気持ちで物事はどうにかなる。

そんなわけで脚本を書いたけども、書いたら書いたで動画編集をする気がなくなった。気がないというよりは、始めなくて良い気分になってしまった。不安に押し殺されている気分ではある。

上にも書いたバイク云々の面倒臭さもそうだし、他にも仕事が始まったことへの不安などもある。色々とストレスが多くて何もかも放り出したくなった訳だ。

昔はそうではなかったので、あぁ、なんか衰えたなと感じてしまう。そうして尿酸値が増えていく。

この2年間の経験から分かるんだけども、いくら強い気持ちを保とうとしてもどこかでそれは空気のように抜けていく。最初から強い気持ちを諦める方向はあるけども、それはそれで得体の知れない不安が精神を覆い尽くしていく。

脚本を書いている最中は基本的に不安感とは無縁だ。「どうにかするぞ」と思ってどうにかしているわけだから、不安はあるにせよ、それに対して自分が勝っている状態ではある。

逆に「脚本何も書けないなぁ」とぼやぼやしている時には不安感がどんどん大きくなっていく。バイクもそうだし、その他のこともそうだ。今は「どうにかするぞ」が少しだけ続いているので、多少は前向きになっている。

結局のところ、一つ一つをどうにかしていかないといけないのかもしれない。言い訳をせずに週に1回は必ずファミレスに行くとか、週に1回はバイクに乗るとか、そういうことをやらないといけないのかもしれないなとは思う。

でも結局こういうことを言ったところで、段々とその習慣は抜けていき、元の怠惰な生活に戻っていく。そして不安が頂点に達したら、「どうにかするぞ」が蘇ってくる。この繰り返しで生きている。

前期のアニメ

アキバ冥土戦争が思いの他よかった。DIYとか恋愛Flopsとか色々とあったけども、なんだかんだ最後まで見た上で良かったとなるのはアキバ冥土戦争なんじゃないだろうか。過剰に語らないのが非常に良い。最後まで任侠ものをやりきった。

あそこまでキレイなラストは割りと見たことがない。ネタバレ書いちゃうか。

それまでは冥土戦争だったのに、最終話でメイド戦争になるという回収の仕方も良い。それに、ハッピーエンドでもバッドエンドでもなく、ビターエンドであることもよい。そのうえで希望をなくさずに済む終わり方をしている。あんなに人が死んだのにだ。

そういう点で今までアニメでは見たことがなかった終わり方だなと感じた。スゴくさらっとしていたし、ベタつく演出もなかった。この辺は恋愛Flopsが酷かったので、それと比較すると断然アキバ冥土戦争の方が好みではある。

途中の話もギャグなのか真面目なのか分からない状態で進んでいったが、最終的に真面目な話として落ち着いた点でもめちゃくちゃ良かった。

最近は感情を押し付けるタイプのアニメは嫌われる。どちらかといえば、キャラの生き様をまざまざと見せつけて、その後のことは視聴者の皆様に任せますよ、というタイプの物語の方が人気が高いように見える。

Black sheep townもその類の物語だった。別にメッセージ性があるわけでもなく、ただキャラが生きて、死んでいくだけの物語ではある。そこに主要なテーマはあるものの、これだとすぐに取り出せるようなメッセージ性は無い。それと同じものをアキバ冥土戦争から感じた。

エンタメとしても面白く、ギャグもそこそこ良かった。たまに寒いのもあったけど。でも最終話まで1話ごとに見る度に、面白い話を提供していた。2話はおもしろくなかったけど。

そんな感じで前期はアキバ冥土戦争だなという感じがしている。DIYも良かったけどね。恋愛Flopsは最終話がちょっとという感じだったし。他は原作ありきのアニメなので、特に語ることはない。

マニュアル化したい

強い気持ちはどうすれば維持できるのかといえば、負けそうになる対象に向き合うことだと思う。ちょっと前だと動画編集だったが、今はバイクのあれこれになっている。

心理的不安について言えば

バイクのあれこれ>>動画編集>仕事

みたいな感じになっている。だからいくら動画編集をしていてもこの何ともいえない不安は拭えない。ちょっと前までは動画編集が最大の懸念事項だった。どうやってやればいいのか全くわからなかったからだ。

ところが、今はほとんどマニュアルに沿って作ることができる。動画のクオリティはともかくとして、手順を踏めば一つの動画は完成する。どういった手順になるかといえば

  1. アイディアリストの中から一つテーマを決める
  2. テーマに対して整理したドキュメントを書く
  3. それに沿って大まかな話の流れを作る
  4. 上記に沿って詳細な脚本を書く。書けなかったらファミレスに行く。
  5. 脚本に沿って動画を作る。作れなかったら配信する。
  6. 完成したら「どうあがいてもクソ動画だから問題ない」と公開する

こんな感じだ。とにかく次にどうすれば良いのかが決まっている。手続きに沿えば動画が作れるようにしてある。あとでもう少し詳細なバージョンを書き残しておこうかな。

絵の場合も似たような手順がある。その通りにすれば絵は描けるけども、別にそこまでする気がAIによって無くなったので今は描いてない。こういった手続きは、何も分からない手探りの状態から何回か繰り返して作品を完成させていると、自然とできあがる。

ちなみにこの日記にも書く手続きはすでにある。これは非常に簡単で、音楽を流して、エディタを開き、ファイルを作成して、1行目を書き出すだけだ。これだけでも結構ハードルが高い場合が多い。

問題はバイクだ。どうすればいいのか全く分からない。助けて欲しい。まぁ、乗るしかないんだけども、この寒いなか乗るのがキツすぎる。これも一つ一つネット上で情報を集めたりしてクリアしていくしかない。確定申告と同じだ。情報を収集してその通りに行動する。

人はなぜそれだけのことができないかといえば、問題に立ち向かいたくないからだ。できる限り目をそらしていたいからである。そしてやだやだと言っていたら1月になってしまった。どうしてこうなった。

バイクを乗るまでの手続きについても、同じようにマニュアル化しておいた方が良いのかもしれない。youtubeを眺めていることに比べて、バイクに乗ることのなんと複雑なことか。色々と面倒くさい。

なんならチャリに乗ってファミレスに行くことすらマニュアル化しておいた方が良い気がしてきた。自分の場合は本当に手順に対する執着がある。それが無いと継続できないからだと思う。

チャリに乗ってファミレスに行く手順を書くとしたらこうなる。

  1. ファミレスが混んでない時間かを確認する(14時~18時、または20時半以降)
  2. 電源コードなどを外してノートPCをリュックに入れる
  3. 冬なら厚着をしてリュックを背負う
  4. 財布の中身をチェックする
  5. 外に出てチャリに乗る
  6. ファミレスに着く
  7. ドリンクバーと適当な小料理を注文する
  8. 料理がきたらノートPCを広げて作業をする(なんなら本を読むだけでも良いかもしれない)
  9. ネットへの繋ぎ方はメニューに書いてある
  10. 1~2時間ほど作業をすると満足するので金を払って帰る

ああ、こうして全てをマニュアル化するととても安心する。特に1が大事だ。いつも何時に行けばいいのか考え込んでしまう。混んでいる時間だと居心地良く居られないからだ。

あと2ですら大事だ。なんでかというと、毎回「あ~ノートPCあ~」みたいな感じでノートPCをリュックに入れるというアクションを取れない。なぜだか分からないけど、何をすれば良いかは分かっているが、何を行動すればいいのか分からないみたいな状態になる。

めちゃくちゃ強い意志を持たないと、普段の位置にあるノートPCをリュックに詰め込むことができない。どうして? でも気持ちは理解してもらえると思う。それよりYoutubeを見ていないからだ。

でもこうして手続きを書いておけば次は安心して取り組むことができる。バイクでもこれを書ける状態を目指そう。前は脳内にあったけど、乗らない内にいつの間にか失われてしまった。

とにかく文章化、マニュアル化しないと何もできないのかもしれない。自分は生粋のマニュアル人間だ。マニュアル通りにやれと言われたらできるが、自由にして良いと言われたら「それならYoutubeで面白いものでも探そうかな」という感じで段々と不安に苛まれてくる。『コンビニ人間』はこういうことを述べていたのか。いま理解できた。

今後は少し気合の必要な行為は全てマニュアル化していこうと思う。そうしないと無理。ずっと部屋でインターネットしてちゃうから。たまに東京に行ったりとかすると発狂するし、そういうのもマニュアル化しておきたい。考えただけで安心してきた。あぁ、マニュアル、手順化バンザイ。