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やれんのかエアロバイク
禁煙で体力減
最近どうも動画編集をやるだけの気力が湧かないなと悩んでいたのだけども、これはどうも体力的な問題であることに気付いた。単純に体力が無いから何もできないで倒れていた。
在宅生活と外界との繋がりの、最後の一線を支えていたのは煙草だった。煙草を吸うために数時間に1回は外にまで行かないといけないし、数日に1回はチャリに乗ってコンビニへ行く必要があった。本当に最低限だが、煙草によって運動させられていた一面は否めない。
禁煙を始めてからこれらの習慣が無くなったので、逆に体力が無くなってしまった。実際、煙草を吸わないのであれば一日中PCの前に座っていても問題がない。徐々に寒くなってきてますます外に出るのが億劫にもなっている。
体力については減るばかりだ。
エアロバイク
さすがにマズイと思い、エアロバイクを漕ぎ始めた。これがやってみるとスゴイ。有酸素運動の真髄は、運動を20分以上続けた時に現れてくる。
普通に生きていれば20分以上連続で運動をすることなんて無い。ジョギングにしても長時間やるにはだいぶ強めの気合が必要だ。エアロバイクだと、本当になんの気無しに30分くらいは漕げてしまう。
適当な動画、アニメでもなんでもいい、を流しながらただボケッと漕ぐだけだ。それをしているだけで有酸素運動に必要な条件をだいたい満たせてしまう。
20分以上漕いでいると何が起こるかというと、とんでもない量の汗が出てくる。別に負荷をかけているわけでもないし、気持ち的には苦しくないのに、ボタボタと汗が出てくるのでビビる。
汗をかくのは気持ちが良い。やってみると分かる。身体がスッキリして軽くなるのが分かる。もしかすると、普段の運動不足の状態が異常で、こちらの汗を流している状態が人間にとって平常なのかもなぁと思ったりもする。
運動後の気分を観察すると、平常時に比べてあまりにも気分が良くてこれにもビビる。運動には抗鬱効果があると研究されているらしいけど、こんなものは体感でハッキリと分かる。気分は良いに越したことはない。
昔を思い出す
エアロバイクの存在を思い出したのは、カービィの桜井の動画を見たのがきっかけだ。あれを見て、そういえば家にもエアロバイクがあったことを思い出し、それでやってみた。やってみると色々と昔のことを思い出した。
といっても院生の頃になる。あの頃は大学まで自転車で通学する必要があったので、一日に40分近くは自転車を漕いでいた。片道4km以上あったので往復だとそれくらいになる。
これが大変だったかというと、当時は大変だったのかもしれないが、記憶としては爽快だった気分しか残っていない。
行きは太陽の光が浴びれる時はセロトニンが出ているのを感じられたし、帰りは暗闇の中を突っ走るのが新鮮だった。もちろん運動不足的な症状に悩まされることも無かった。激鬱ではあったが。
煙草もその一貫でライフハックにしていた。大学の屋上に良い喫煙所があったので、そこで煙草を吸うことを目的に大学まで行っていた。楽しい行為を目的に移動して、移動した後はやることをやるだけであった。
エアロバイクで太ももの筋肉を動かしていたら、そんな昔のことを思い出した。多分動作に対して記憶が染み込んでいるのだと思う。
悪い記憶というわけでもないので、もっと筋肉に負荷を与えて、色々と思い出してみたい気持ちもある。
運動不足はしんどい
最近はイマイチ何かをやる気にならなかった。いや、正確にはやろうとはして少しはやれるのだが、それを長時間続けるということが難しかった。
禁煙中は禁煙のせいにすることができたが、今はスヌースを使ってニコチンだけは補給しているので、そういう訳でもない。それなら理由は何なのかという話になってくる。
たまに外出をするととんでもなく疲れるのは自覚していた。ほぼ往年の引きこもりと同じくらいの体力にまで落ち込んでいた。そんな状態ではやれることもできなくなる。何かをするには体力が必要だからだ。
基本的に何かができないなぁと感じている時は、体力が無いだけだ。もしくは鬱になっているかのどちらかになる。2つが連動していることもある。
そういった点で、エアロバイク習慣は一つの試金石になるんじゃないかと思っている。これが続いているのであればまあ大丈夫だし、続いていないのであれば要注意ということだ。
煙草を止めて引きこもり生活になっているのでエアロバイクくらいは漕いだ方が良い。世の中にある習慣は賛否のあるものばかりだが、運動不足だけは確実に身体と精神に悪い影響を与える。
趣味・生活改善
問題は習慣化できるかどうかにある。喫煙という悪い習慣はひとまず断つことができた。今度はエアロバイクという良い習慣を根付かせられるかどうかに焦点がある。
喫煙を断ったことによってエアロバイクという習慣の選択肢が挙がってきたのかもしれない。習慣の連鎖のようなものを感じる。
自分の趣味って生活改善だなあと思う。というよりは、何か思う通りにいかないと生活改善を始める傾向にある。今だと動画編集ができないというのが主な理由になる。毎日バリバリ作業ができているのであれば、別にエアロバイクを始めようと思ったりはしない。
究極的には「鬱にならず楽しく生活すること」を目指して行きているフシがある。動画編集のようにやりたいのにできないことがあると、生活が鬱の方向に転がっていくのであまりよろしくない。
最近はようやく楽しいか楽しくないかというのは問題ではないことに気付いた。重要なのはやれているかどうかであって、そこに感情が伴わなくても何も問題ではない。体力があればだいたいのことは行動可能なので、やはり体力は大事だ。
今はエアロバイクをやってみようと思う。これでどう生活が変化するのかが楽しみではある。やっぱり生活改善が趣味なのかもしれない。