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禁煙16日目 回復と作業抵抗
回復
禁煙を始めてから2週間が経った。これくらい経つと流石に依存症の諸症状も緩和してくる。
意識を向けたい方向に向けられるし、仕事からは逃げ出したくなるし、喜怒哀楽の感情も戻ってくる。
このあたりから通常通りのシラフな生活が幕を開ける。禁煙を始めてから今までは闘いだったが、これからは日常が続いていく。
まだ多少なりとも頭の働きは元に戻ってないが、おそらく8~9割型は元に戻っている感覚がある。
禁煙開始直後は自分をとにかく甘やかして生活をしていこうと決めていた。時間を潰す為にシューティングの東方をひたすらプレイする日々を過ごしていた。
しかしながら、そろそろ生産的なことをしていかないとなぁという気持ちがある。
8月はほぼすべてポルノ依存症の治療にあてて、9月は半分以上をニコチン依存症の治療にあてた。人生というのはとにかくしんどい。
生きることは苦しみというけれど、とにかく苦しみが続いているなぁという気持ちがある。
作業抵抗
意識が回復してきたこともあって、また作業への抵抗感が気になるようになってきた。
煙草に頼っていたときには、作業に対しての抵抗感があるときにはそれを煙草の煙によって誤魔化していた。
その方法が使えないので、今は作業への抵抗感があるときに、どうしたらそれを乗り越えられるのかが分からない。
良く考えてみたら、煙草を吸っていた頃もあまり抵抗感を乗り越えられていなかった気がする。
なんとなく「なんとかなれー」と思いながら煙草を吸い、結局なんともならないまま煙草を吸い終えていた。
いずれにしても、作業への抵抗感を克服することは難しい。
今まではどうしていたのかを思い出そうとしているけれども、あまり良い方法論は身についていないっぽい。
とにかく、ただ手を動かすことだけを考えるべきかもしれない。
例えば、この日記を書こうとすると、youtubeやtwitterへ逃れたい気持ちが湧いてくる。
動画作成にしても同じことだ。なんだか横にそれたい気持ちがどうしても湧いてくる。まさに作業の対象からの「抵抗」を感じる。
力場みたいなものが働いている。そこへ辿り着こうとすると、かなりのエネルギーを使わないといけない。
山みたいなものだ。山へ登る時にはエネルギーが必要だが、山から流れ落ちる時には使わない。登る方向に作業対象があり、流れ落ちる方向にyoutubeやtwitterが存在している。
エネルギーを持って力場をブチ破るという気概が必要なのかもしれない。
脳疲労
仕事にもこの作業抵抗をかなり感じている。何かをやろうとしても、なかなか手につかないことが多い。
仕事なので無理矢理に作業を開始しているが、その時に使うエネルギー量が多すぎる。
昔は勉強とかをガリガリやっていたけれども、アレは一体どうやっていたのか、今ではほとんど覚えていない。
禁煙にともなって、色々な感情を味わったり、エネルギーを使用したりしているせいで、どうも脳みそは疲れている感覚はしている。
まだ完全に脳内物質の分泌もそこまで良くなっていないのかもしれない。
何かしらの娯楽を楽しもうという気にもならない。夜になると脳にあるエネルギーがほぼ全て枯渇している感覚がある。
一時期、深夜まで作業できていたのは煙草で無理やりブーストしていたからかもしれない。もしくは脳がまだ完全に回復していないからかもしれない。
そういえば、前に禁煙をしていたころは朝方になろうと頑張っていた。実際に朝方になっていた記憶もある。
もしかすると、禁煙をすると朝にしか動けなくなるものなのかもしれない。
とにかく、夜の疲れているときなんかに無理に頭を働かせようとすると、とてつもなく嫌な気持ちになったりする。
抵抗せずに寝てしまうのが良かったりしそうではある。