趣味の面白さ

色々と遠回りした挙げ句、やっぱ絵って面白い方の趣味なのでは? という感じがしている。バイク、キャンプ、ゲーム、映画鑑賞、etc、趣味として挙げられるものは色々とあるけれども、その中でもマシな方なのが絵なのでは? という感覚だ。

いくらやっても上達しないというのが良い。他の趣味でも必要とされる知識はたくさんあるが、多少慣れればすぐに上達してしまう。もしくは上達させるために面倒な手続きが必要となってくる。例えばバイクであれば専用のコースまで行って、そこでの速度を競うみたいなところまでやらないと、一般道で限界を感じたら上達は止まる。

キャンプにしても同様だ。上達という側面で考えると難しい。ゲームはわりかし分かりやすい方だと思う。FPSやRTSであればランクが付くし、それによって上達の度合いが分かる。中高年でもハマっている人が居るのは、「上達させる」という側面を重要視している気がする。

趣味というのは何であれ上達させていかないと続かない。逆に、すぐに上達してしまうようであれば飽きる。その点で絵というのは絶妙なラインにあるのかもしれない。いくらやってもうまくいかないが、たまにうまくなっている気がする。ダラダラと続けていくには適切なラインだ。

あまり何も考えなくてもやっているとうまくなるというのも良い。プログラミングなんかは何をもって上達していると言えるのかが分からなかったりする。競技プログラミングであればランクが付くので分かりやすいが、それ以外だと例えば作成したツールの利用者の数とか、作成するまでのスピードとか、割と曖昧な指標が基準になってくる。

いやでも絵も同じか。何を描くかによっていいね数も変わってくるし、その1枚を描くまでの時間も変わってくる。そう考えると絵もプログラミングも似ているのかもしれない。文章もそうだ。例えばNoteみたいな場所で何かしらを書いたとして、その記事がどれだけPVを集められるか、どれだけ時間をかけたか、みたいな部分が評価軸になったりする。

こうして考えてみると、インドアの趣味というのは実質的に上達の上限が無い。アウトドアの趣味も同じではあるけども、物理的な制約が面倒だったりするので、よほどの熱意が無ければ途中で頭打ちになってしまう。インドアの趣味は一人で全てが完結するし、その上で上限が無いからいくらでも続けていけるのかもしれない。

アウトドア趣味は上達というよりも気晴らしに近いかもしれない。一人用ゲームと同じ立ち位置だ。家に篭もりすぎて気分がふさぎ込んできた頃にやると、気分転換ができて良い、みたいな立ち位置になってくる。

インドア趣味は上達を目指してやらないと続かない。絵でも文章でもプログラミングでもそうだ。「できないことができるようになった」が主軸であり、それ以外はおまけみたいなものだ。あとは「作りたいものが作れた」もある。作りたいものが特に無い場合、自分の場合はプログラミングとかが今そうなっているけども、その場合にも頭打ちになってくる。

色々と書いたけどあまりまとまっていない気がするな。端的には「絵ってのはあまり上達しないからこそ逆に続くんじゃない?」ということが言いたかったんだけど、良く分からなくなってしまった。

結局のところ、作りたいものが出発点にあるのかもしれない。えっちな絵が描きたければ絵の練習が面白くなるし、Webサービスが作りたければプログラミングが面白くなるし、物語を作りたければ小説を書くのが面白くなるし、ゲームを作りたければ全てが必要、もしくはマネジメントと企画が面白くなってくる。

何が作りたいか、という点でたまたま今の時期は「えっちな絵を描きたいな」があるから絵が面白いというだけなのかもしれない。別の何かが作りたくなったらその時はまた別の趣味が生まれるのだろう。こういうのはコロコロと変わるし、自分が何を作りたいか、という点に気付くことも難しい。とりあえず手を動かしていくしかない。