モチベーションではなくダラダラやる

絵を描くことのモチベーションについて考えていたのですが、そんなものよりもダラダラと続けていられる方が偉いという結論に至りました。よく言われることですが、そもそもモチベーションなんてものは存在しません。やるかやらないかだけなのです。

体力的に厳しいときはベッドで寝ていたい気持ちになるし、体力・気力がともに充填しているときは色々なことに手を出したくなります。旅行をしても良いしゲームをしても良いしバイクに乗っても良い。そのどれに対してもモチベーションというもんは存在せずに、ただどれかを選んでいるだけです。体力の使いみちをただ選択している。

そういった意味で、絵を描くのもただの選択でしかありません。よく「絵を続けるにはモチベーションの管理が難しい」と言われますが、これも選択するかどうかだけです。ただ、疲労が溜まっていたりするとその選択が難しくなります。絵を描くよりは布団で寝ていた方が良いという状態であれば、素直に布団に寝ていた方が良いのです。

なんなら、モチベーションが高まっている時の方が危険なんじゃないかと思っています。なぜモチベーションなんてものが高まってしまうのか。家に引きこもっていれば特にそんなものは高まりません。外界の情報に左右されてモチベーションが高まってしまう場合が多いです。そういったものって、一時的にはブーストできるものの、長続きはしません。テストなど短期的に成果を上げるだけで良いものであればそれで良いんですが、絵みたいに長期的に携わっていかないといけないものには不適切なんじゃないかと思います。

一番良いのがダラダラと長期間に渡って続けることです。ダラダラやっていれば良い。そうしているうちに、何かゾーンみたいなものに入って、集中的に何かをやってしまう場合がある。これはモチベーションとは関係がありません。ただ自然とそういった状態に入ってしまったというのみです。個人的にはこれが理想的な形であると思っています。ただやっているうちに、なぜか手が進んでしまったという状態。

モチベーションなんてものは感情に過ぎず、感情というのは長続きしません。感情よりもレイヤーが一個深い場所にあるもので、ただ淡々とこなしていくのが良いのかなと思っています。脳を冷却するというか、熱くなったらおしまいです。自分がタバコを吸っている理由の一つがそれにあります。脳の加熱をできるかぎり抑えておきたいと思っています。

絵についても「~についてやったほうが良いんじゃないか」とか「~をすべきなんじゃないか」とか考え始めたら冷却しなきゃいけない合図です。別にやらなきゃならないことなんてありません。ただ選択するかどうかだけだからです。もしくはやりたくなったかどうかだけに過ぎません。脳にプレッシャーをかけると疲れるのでベッドが恋しくなってしまいます。

最近はまたサプリ熱が再燃し始めたんですが、この「脳を冷ます」という方向で何かないかなと考えています。つまり冷静になるということですね。ただ淡々と作業ができるというか、特に思考を急かされたりすることなく、ただ目の前の作業をこなせるようなものは無いかな、と探しています。

真逆というか、悪く作用するのがカフェインですね。あれは脳を加熱する方向です。興奮剤だし焦燥感も出ます。焦燥しないように、ただ脳の状態を冷静に保っておく。そして、ゆっくりでも良いので目の前の作業をこなしていく。それが大事なんだと今になって思います。もっと若い頃は加熱しまくっていましたが、結局は破綻しましたしね。

そんな感じで一つ結論が出たので書いておきました。なんか前にも似たようなことを書いた気がしていたので過去の記事を漁ってみたんですが、あまり似たようなことは書いてなかったです。「楽しさ」とはなんぞや、みたいなことしか書いてないですね。「淡々と」くらいはあったかもしれませんが、「脳を冷ます」みたいな方向性は無かった気がします。わりと自分の中では発展的な考え方なのかもしれません。

とりあえずそんな感じでいきます。脳を興奮させずに冷静さを保っていく。その方向性で今後は生活してみようと思います。