普通二輪教習がつらい

教習所に通ってます

11月の始めあたりから普通二輪免許の教習に通っている。いまは1段階目の5時間目で、S字とクランクが終わったあたりだ。次の教習ではスラロームをやるらしい。

コロナのせいで家に引きこもる日々が続き、段々と生活にも飽きてきたので教習に通うことにした。明確に乗りたいバイクがあるわけでもなく、暇つぶしと生活にハリを出すために気軽なノリで通い始めたせいで、今は大変な目にあっている。

バイクに乗りたいと思う人間であれば教習であってもバイクに乗ることが楽しみであるらしい。だが僕の場合は教習が怖くなっている。教習も怖いしバイクに乗るのも怖い。バイクの重さが脳に張り付いて離れない。

もうすでに何回もコケて何回も起こしていることも影響しているのだろう。バイクは重い。自転車で教習所まで通っているのだが、教習が終わった後に乗る自転車の軽いこと軽いこと。まるで質量が無いかのように乗れる。バイクは鉄塊だ。曲がるのにも一苦労する。

教習が終わるとヘトヘトになっている。教習中に緊張と集中をしすぎるせいだ。すぐ肩に力が入るし、教習官は怖いし、与えられる課題は出来る気がしない。

この前はS字に挑戦しているときにヤブに突っ込んだ。S字から乗り上げてパニックになってしまい、そのままブレーキを使わずにアクセルを吹かし続けたからだ。バイクをぶっ倒したあとに教習官から「大丈夫か?どこか痛めてないか?」と聞かれたが「あ、大丈夫です。すみません」と返すことしかできなかった。

そんな具合でやっているので教習日が来るのがちょっとした恐怖である。ヤブに突っ込んだ日の前日は教習のために早起きしなければならないのに、普段の荒れた生活と緊張のせいでうまく眠れなかった。睡眠時間3~4時間くらいで臨んだと思う。睡眠不足と緊張で異常な体調のまま教習を迎えてしまった。

教習本には「体調管理は運転者の義務」と書いてある。本来ならば睡眠不足になると分かった時点で教習予約をキャンセルすべきだったのだろう。だけども、一度逃げたら二度と再起できないのではという謎の強迫観念があり、そのまま突っ走ってしまった。そのときの反省もあって翌週の教習予約は体調を壊していたので余裕をもってキャンセルした。

最近は教習のためにも早寝早起きを心がけている。せめて睡眠不足でなく余裕を持って朝の教習に臨めれば多少はマシになるはずだからだ。万全のコンディションでバイクには乗っていきたい。

どうして乗りたいのですか

ここでバイクに乗りたい理由を再確認しておきたいと思う。いまのところ「教習代の14万をすでに払ってしまった」という義務感が気持ちの大半を占めている。前向きなモチベーションを持っていきたい。

バイクに乗ろうと思ったのは唐突な出来事というわけではなく、大学院時代には乗りたいと思っていた。当時は田舎の研究所に居たこともあり、バイク通学をしている人間が身近に複数人いたのだ。自分はチャリ通だったがバイクは羨ましいなと感じていた。やはり道が広くて空いている田舎に住んでいるとバイクが魅力的な選択肢に見えてくる。

知り合いの中にはバイクで隣県のラーメン二郎まで行ったことを報告してくる奴がいて、それを羨ましく感じていた。また2~3回くらい用があって先輩のバイクの後ろに乗っけて運んで貰ったりもした。思えばその頃の記憶が深く根付いていて、今のバイク教習に繋がっているのかもしれない。

個人的にやりたいことはツーリングやキャンプだ。駅からでは行けない微妙な場所にあるラーメン屋やサウナへも行きたい。こうしてバイクを足として使うイメージはつくが、ツーリングについてはそもそも体験をしたことがないのでいまいち想像がつかない。キャンプについてはやったことがあるけれども、キャンプ場まで一人で行って帰ってくるといったことはやったことがない。体験したことがない空白部分が多く、「なんか良く分からんけどアニメや漫画で見た感じ楽しそうだからやりたい」としか言えない。ラーメン屋とサウナは良く分かるけども。

個人的にやりたいことはツーリングやキャンプだ。ツーリングについてはそもそも体験をしたことがないのでいまいち想像がつかない。キャンプについてはやったことがあるけれども、キャンプ場まで一人で行って帰ってくるといったことはやったことがない。体験したことがない空白部分が多く、「なんか良く分からんけどアニメや漫画で見た感じ楽しそうだからやりたい」としか言えない。それらが向いてなかったら駅からでは行けない微妙な場所にあるラーメン屋やサウナへにでも行ければ御の字だろう。そればかりになったらスクーターや原付きに落ち着いてしまいそうだが。

最近の自分は何かを良く調べてから実行に移すのではなく、とりあえず実行してしまってから良く調べる、という流れで生きている。思考リソースを行動力へ転換しているのだ。「バカになるほど行動力がある」といった文言を信仰している。教習所も何も調べずに行き、1・2時間目の教習でエライ目にあったのできちんと調べるようになった。いつかケガするだろうけども、行動力が足りてない内はこの方向性でいくと思う。

そんな感じなので、バイク免許取得後についても「楽しみだな~」という漠然とした気持ちを維持しながら環境に飛び込んでしまいたい。なんとなく買って、案の定困り果て、そこから学ぶようにしたい。賢者は歴史に学び、愚者は経験に学ぶ、という言葉があるが、漫画ばくおん!でも言われている通り「バイクはバカにしか乗れない」のだ。愚者でなければバイクなんて乗れたもんではない。

10代の頃はバイクも煙草も否定していた。頭で考えてみれば分かる通りどちらもバカの嗜好品だからだ。生活には不要な代物である。30歳を間近に控える今となっては煙草はバカスカ吸い、バイクの教習に通っているのだから人は変わるものだなと感じる。この変化を成長と呼ぶのか退行と呼ぶのかは分からないけども、当時よりも生きやすくなったのは確かである。まま適当に、頭をバカにして動いていきたい。